1-3. イザイ(1858-1931)/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番 Op.27(献呈:フリッツ・クライスラー)
4. ミルシテイン(1904-1992)/パガニーニアーナ
5-7. プロコフィエフ(1891-1953)/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.115
8. クライスラー(1875-1962)/レチタティーヴォとスケルツォ=カプリース Op.6
9. O・マーリオ(1966-)/B・A・C・Hによる変奏曲
カルメロ・アンドリアーニ(ヴァイオリン) 録音:2007年
STRADIVARIUS【イタリア輸入盤】
カルメロ・アンドリアーニ(ヴァイオリン) 録音:2007年
STRADIVARIUS【イタリア輸入盤】
カルメロ・アンドリアーニは1968年イタリアのバリ生まれのヴァイオリニスト。聖チェチーリア音楽院でフェリックス・アーヨやリッカルド・ブレンゴーラに師事し、さらにキジアーナ音楽院でウート・ウーギにも師事した逸材です。ソリストとしてヨーロッパ各地でコンサートを行うほか、 メリディエス弦楽四重奏団のトップとしても活動しています。このアルバムは、アンドリアーニによる無伴奏ヴァイオリン作品を集めたリサイタルのライヴ録音で、高い技巧を要求されるハイレベルな楽曲ばかりです。特にイザイのソナタは、コンクールの課題曲になったり、ヴィルトォーゾ・ヴァイオリニストたちによってコンサートでもしばしば演奏されています。名ヴァイオリン奏者ナタン・ミルシテインが作曲した「パガニーニアーナ」も絢爛豪華な超絶技巧の作品です。肩の凝らない愛らしい曲が多いクライスラーにしては非常にシリアスな「レチタティーヴォとスケルツォ=カプリース」も、4分ほどの短い作品ながら強い集中力が必要な難曲。
一方、プロコフィエフの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」は、通常の