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「パーカッション・マスターピース」~ライヒ、チャベス、シュトックハウゼン、ケージ、ヴァレーズ

1. スティーヴ・ライヒ(1936-)/ドラミング(1971)
2. カルロス・チャベス(1899-1978)/タンブーコ[Tambuco](1964)
3. カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007)/ツィクルス(1959)
4. ジョン・ケージ(1912-1992)/サード・コンストラクション(1941)
5. エドガー・ヴァレーズ(1883-1965)/イオニザシオン(1931)

レナート・リヴォルタ(指揮)/イ・ペルクッシオニスティ・デラ・スカラ

録音:2007年10月28日(ライヴ)

「パーカッション・マスターピース」~ライヒ、チャベス、シュトックハウゼン、ケージ、ヴァレーズ

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STRADIVARIUS【イタリア輸入盤】

1930年から1960年代にかけてのアヴァンギャルドなパーカッション・アンサンブル作品を集めたアルバム。マスターピースというアルバムのタイトル通り、この時代に名を馳せた大作曲家たちのよく知られた作品ばかりで、パーカッションに関心のある方や20世紀音楽ファンは一度は聴いておくべき作品といえるでしょう。
パターン化された音型を反復させるミニマル・ミュージックの祖ともいえるスティーヴ・ライヒの「ドラミング」は、パーカッション・アンサンブルの名曲というより現代音楽の古典的名作。メキシコの作曲家カルロス・チャベス(1899-1978)は、4つの交響曲をはじめ、その独特の土俗的な音楽で知られており、打楽器の世界では「トッカータ」という作品がたいへん人気があります。打楽器六重奏曲である「タンブーコ」も近年取り上げられる機会が増えつつあるようです。前衛音楽の大家カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007)の「ツィクルス(サイクル)」は、聴いた感じはアンサンブルのようですが、実際は打楽器独奏曲。たった一人の打楽器奏者が様々な楽器を演奏するというたいへん難度の高い作品であると同時に、上下左右どちらから読んでもよいという楽譜の指示とその解釈そのものからして難しい音楽です。アメリカの作曲家ジョン・ケージ(1912-1992)の音楽は、20世紀最大の前衛音楽家といってもいいほど多彩なアイデアがふんだんに盛り込まれており、打楽器四重奏のための3つのコンストラクションは、現代の打楽器アンサンブルとしては異例なほどの人気を持つ定番作品です。
このアルバムのメインともいえるのがフランスの作曲家エドガー・ヴァレーズ(1883-1965)の「イオニザシオン」。演奏時間こそ6分ほどと短いものの、13人の打楽器奏者と37の打楽器を用いた大規模な編成で、消防用サイレンが活躍するユニークな音楽です。旋律楽器をいっさい省いて、音色とリズム運動だけで作り上げるこのような大胆な音楽を1931年に発表したというのだから驚きです。

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