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J・S・バッハ/無伴奏チェロ組曲(2CD,1955ライヴ)

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)

録音:1955年5月26,27日、プラハ、ルドルフィヌム(第10回プラハの春音楽祭ライヴ,モノラル)

J・S・バッハ/無伴奏チェロ組曲(2CD,1955ライヴ)

価格:

2,648円 (税込)

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SUPRAPHON【チェコ輸入盤】

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(1927-2007)は、旧ソ連出身のチェロ奏者で、指揮者や教育者としても広く活躍しました。20世紀の最も偉大なチェリストの1人とされるロストロポーヴィチは、圧倒的な技巧と豊かな音量に裏付けられた、スケールの大きな表現性で広く知られています。レパートリーはバロック音楽から現代音楽まで幅広く、20世紀の代表的な作曲家が競ってロストロポーヴィチのためにチェロ作品を作曲しています。そのロストロポーヴィチは、なぜか「無伴奏チェロ組曲」の全曲版をなかなか録音せず、晩年近い65歳になってようやく満を持して録音に踏み切りました。もちろん、発売前から大きな話題となり、期待に違わぬ名盤として世界中で高く評価されましたが、一方では技術の衰えが指摘されるなど、いまだに賛否両論が生じているアルバムです。ロストロポーヴィチがもっと若い頃に録音していれば、さらに素晴らしいテクニックで颯爽と弾きこなしたであろうと思われておりましたが、実はもうひとつの驚愕の全曲録音が存在しました。それは1955年5月に行われた第10回プラハの春音楽祭におけるライヴ録音で、今回初めて日の目を見たファン垂涎の幻の録音です。演奏当時のロストロポーヴィチはまだ27歳。天才チェロ奏者として名声が広まり、この4年前の1951年には、バッハの「無伴奏チェロ組曲」演奏に対してスターリン賞を授与されるほどの勢いでした。その同時期の無伴奏全曲が聴けるとは奇跡と申せましょう。演奏は若さと覇気にあふれ、技巧の冴えも抜群、巧いなんてレベルではありません。音の圧力やエネルギーも凄まじく、この若さでここまでの深みを表現できるとは驚き。若き天才のオーラがシャワーのようにふりかかってきます。幸いにも録音はモノラルながら、全く聴きづらさはありません。

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