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カレル・フサ/プラハのための音楽、リムスキー=コルサコフ/トロンボーン協奏曲ほか【CD-R】

1. リムスキー=コルサコフ/オーボエと吹奏楽のためのグリンカの主題による変奏曲
2-4. リムスキー=コルサコフ/クラリネットと吹奏楽のための協奏曲
5-7. リムスキー=コルサコフ/トロンボーンと吹奏楽のための協奏曲
8-11. カレル・フサ/プラハのための音楽1968
12. プロコフィエフ/スパルタキアード行進曲 Op69-1


アーサー・チョドロフ、カレル・フサ(指揮)/テンプル大学ウィンド・シンフォニー
ジョナサン・ブルーメンフェルド(Ob)、アンソニー・M・ジグリオッティ(Cl)
エリック・カールソン(Tb)   発売:1997年

カレル・フサ/プラハのための音楽、リムスキー=コルサコフ/トロンボーン協奏曲ほか【CD-R】

価格:

2,138円 (税込)

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ALBANY【アメリカ輸入盤】

ロシアの作曲家リムスキー=コルサコフといえば、華麗な「シェラザード」が有名ですが、ここでは珍しい管楽器と吹奏楽の作品が3曲まとめて聴くことができます。ロシア海軍の軍人でもあったリムスキー=コルサコフが、海軍軍楽隊の監督官を務めていた頃に作曲されたので、吹奏楽との組み合わせはごく自然だったのでしょう。中では「トロンボーン協奏曲」が最もよく知られており、トロンボーン奏者にとって重要なレパートリーとなっています。ほぼ同時期に書かれた「オーボエと吹奏楽のためのグリンカの主題による変奏曲」や「クラリネット協奏曲」も、リムスキー=コルサコフらしいロシア民謡を用いた旋律が美しい聴きやすい音楽です。いずれもアメリカの作曲家マカリスターの編曲がなされています。クラリネット協奏曲では、45年間フィラデルフィア管弦楽団で首席を務めた名手ジグリオッティのソロというのも豪華。トロンボーン協奏曲も、フィラデルフィア管のエリック・カールソンがソリストを務めており、こちらも相当巧く、柔らかい音色で美しく歌った演奏です。管楽器ファンにとって注目のアルバムであることは間違いありません。
また、吹奏楽の世界では勇名をとどろかせているカレル・フサの代表作「プラハのための音楽1968」の自作自演が収められていることも見逃せません。プラハで生まれたフサは、プラハ音楽院で学んだ後、パリ音楽院でオネゲルやブーランジェに作曲を学び、フルネやクリュイタンスに指揮を学んだというまさに本来はクラシック畑のすごい経歴の持ち主です。1954年にアメリカに渡って定住し、現在に至るまで活躍中。「プラハのための音楽1968」は「プラハの春」とよばれる自由化に踏み出した祖国チェコスロバキアが、ソ連をはじめとするワルシャワ条約機構軍に軍事介入され、制圧されたことに対する烈しい抗議を表した音楽。パワフルかつ大変な難度を持っていますが、ものすごいエネルギーを放射し聴く者を虜にする魅力的な音楽です。
なおこのアルバムはCD-Rですので、予めご了承下さい。

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