1-3. ナサニエル・シルクレット(1889-1982)/トロンボーン協奏曲
4-6. ジェームズ・プー/トロンボーン協奏曲
7-9. ジェフ・ティジク/トロンボーン協奏曲
ジェームズ・プー(Tb)、ジェフ・ティジク(指揮)/コロラド交響楽団 録音:2004年7月
ALBANY 【アメリカ輸入盤】
ALBANY【アメリカ輸入盤】
ここに収録された3つのトロンボーン協奏曲は、クラシックのスタイルながら皆ポピュラー音楽の要素を含んでおり、いかにもアメリカンなテイストを感じさせます。ナサニエル・シルクレット(1889-1982)の「トロンボーン協奏曲」は、1楽章はシリアスな音楽ですが、楽章が進むにつれてドンドンくだけた雰囲気になり、ガーシュウィンのような陽気な音楽になります。演奏しているジェームズ・プーはイーストマン音楽学校を卒業し、ウッディ・ハーマン・バンドに加わった後、チック・コリアと演奏旅行をし、2000年からはスティーリー・ダンのロック・グループと演奏して来ました。現在は主にトロンボーンのソリストとイリノイ大学トロンボーン教授として活動しています。彼の自作自演となる協奏曲も、ジャズやポップスの要素が濃厚なユニークな音楽です。