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マーラー/交響曲第9番【2SACD】

ジョナサン・ノット(指揮)/バンベルク交響楽団

録音:2008年9月15-19日、ドイツ、バンベルク、ヨーゼフ・カイルベルト・ザール

マーラー/交響曲第9番【2SACD】

価格:

2,343円 (税込)

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ジョナサン・ノットは1962年生まれのイギリスの指揮者。2000年1月にバンベルク交響楽団の音楽監督に就任するまでは、ドイツの伝統的な指揮者の典型ともいえる「カペルマイスター」的なキャリアを着実に歩んできました。バンベルク交響楽団に新たな全盛期をもたらしているジョナサン・ノットは、これまでTUDORレーベルに独墺系の音楽を中心に録音しており、マーラーやラフ、シューベルトの交響曲集はすでに高い評価を受けています。一方でジョナサン・ノットは、現代音楽も得意としており、アンサンブル・アンテルコンタンポランの首席客演指揮者として、多くの新作初演を手がけてきたほか、あるテーマのもと、クラシックと現代音楽をカップリングしたコンサートを制作するなど、そのユニークな姿勢は幅広い聴衆から支持されています。
ジョナサン・ノットのマーラー・シリーズは、第1弾の交響曲第5番が大評判となり、第2弾の交響曲第1番も英グラモフォン誌のエディターズ・チョイスで絶賛され、続く第4番や第2番も欧米各音楽誌でも高い評価を受けています。第5弾となるこの交響曲第9番は、これまで以上の凄みを感じさせる圧倒的な名演で、バルビローリやバーンスタイン、カラヤンといった往年の名指揮者たちとも比肩しうるといっても過言ではありません。これまでのノットの演奏の中では最も情熱的であり、所々に指揮者の唸り声が聞こえてくるほど。綺麗事では終わらない覇気のあふれた迫真の演奏です。第1楽章は30分近いスローテンポながら、オーケストラの充実した響きと丹念な表情付けのため音楽は非常に濃厚で、クライマックスは怖いほど迫力があります。また、第2,3楽章は、これまで聴いたことがないほど勢いのあるダイナミックな表現が目白押し。マーラーらしい狂気の世界をド派手に描いており、聴き手をドキドキさせます。第4楽章ではうってかわって滑らかにメロディを歌わせていますが、訴えかける力は無類の強く、非常に感動的!弦楽合奏による聴かせどころが多い曲ゆえに、ヴァイオリンを左右両翼に配し、低弦を左側に振るという古典配置によるその音響の見通しの良さは抜群です。録音も距離感のはっきりしたもので、対抗配置の様子が手に取るように分かる優秀録音です。SACDハイブリッド仕様なので、通常のプレイヤーでもお楽しみいただけます。強力にオススメです。

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