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ライネッケ/フルート・ソナタ「ウンディーネ」、ゆりかごから墓場まで、バラード、3つのソナチネ

カール・ライネッケ(1824-1910):
1-4. フルート・ソナタ ホ短調「ウンディーネ(水の精)」 Op.167
5-12. ゆりかごから墓場まで Op.202
(ケーラー編フルートとピアノ版)
13. バラード Op.288(フルートとピアノ編)
14-16. ヴァイオリン・ソナチネ ヘ長調 Op.108 No.1(フルートとピアノ編)
17-19. ヴァイオリン・ソナチネ ト長調 Op.108 No.2(フルートとピアノ編)
20-22. ヴァイオリン・ソナチネ 変ロ長調 Op.108 No.3(フルートとピアノ編)

アンドラーシュ・アドリアン(フルート)、クリスティアン・イヴァルディ(ピアノ)

録音:1991年7月1-3日

ライネッケ/フルート・ソナタ「ウンディーネ」、ゆりかごから墓場まで、バラード、3つのソナチネ

価格:

3,056円 (税込)

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カール・ライネッケ(1824-1910)は、デンマーク出身の作曲家で、シューマンやメンデルスゾーンとも親交があり、主にドイツで活躍した隠れたロマン派の巨匠。その生涯に1000 曲以上もの作品を書いた多作家ですが、あまりにも堅実な作風のせいか死後急速に忘れ去られてしまいました。しかし近年再評価が進み、その良質な室内楽作品は時々演奏会でも取り上げられるようになってきました。特に彼のフルート作品(特にコンチェルト)は昔から人気があり、「ウンディーネ」というタイトルが付けられたフルート・ソナタは、馥郁たるロマンが香る素晴らしい作品で、フルートは華やかな技巧でドラマチックに盛り上がります。ちなみに「ウンディーネ」とは、フランス語では「オンディーヌ」といわれる水の精霊のこと。
「ゆりかごから墓場まで」は本来ピアノ曲ですが、イタリア出身の名フルート奏者エルネスト・ケーラー(1849-1907)がフルートとピアノのために編曲したもので一躍人気曲になりました。「遊びと踊り」、「誕生日の行進曲」、「結婚行進曲」、「銀の冠をかぶって」など愛らしいタイトルの小品集で、シューマンを思わせるファンタジックで美しい作品です。「バラード」は、有名なフルート協奏曲と同じくライネッケ最晩年の80歳頃の作品で、原曲はオーケストラ伴奏で書かれています。幻想曲のように多様な表情が書き込まれており、色濃いロマンチズムが感じられる佳曲です。3つの「ヴァイオリン・ソナチネ」も、やはりフルートとピアノ版による演奏です。各曲7分程度の愛らしい小品で、上品で心地よい音楽はヴァイオリンでもフルートでも恐らく変わることなく楽しめることでしょう。
また、フルートに詳しい方ならよく御存知のアンドラーシュ・アドリアンの演奏も抜群。アドリアンは巨匠ニコレやランパルに師事し、パリ国際フルート・コンクールでの優勝をはじめ、世界各地の数々のコンクールで受賞。ストックホルム、ケルン、バーデン・バーデン及びバイエルン放送交響楽団の首席奏者として活躍し、現代最高のフルート奏者の一人と讃えられています。明るい音色とリズムのノリのよさはアドリアンならではです。

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