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「ドレスデン・モスクワ」~ヴァイス/リュート作品集

シルヴィウス・レオポルド・ヴァイス(1687-1750)
1-6.リュート・ソナタ 変ロ長調
7-8.2つの小品 ニ長調
9-16.リュート・ソナタ ニ短調


ベルンハルト・ホフシュテッター(リュート)   録音:2011年1月

「ドレスデン・モスクワ」~ヴァイス/リュート作品集

価格:

1,950円 (税込)

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QUERSTAND【ドイツ輸入盤】

シルヴィウス・レオポルド・ヴァイス(1686-1750)は、J・S・バッハの1歳下の天才リュート奏者で、J・S・バッハとも親交が深く、ヴァイスはドレスデンの宮廷付きリュート奏者として、最高年棒を受けていたほど絶大な人気がありました。ヴァイスはリュートの腕前はもちろん、作曲の面でも優れた才能を示し、600曲ものリュート作品を残しているといわれています。ただ、ヴァイスはリュートの作品のみしか書かなかったことと、そのリュートという楽器自体がやがて人気を失っていったため、これまであまり顧みられる機会が少なかった作曲家です。しかし、昨今の古楽器ブームでリュートへの関心も高まり、ヴァイスの演奏機会も次第に増えてきました。
演奏しているベルンハルト・ホフシュテッターは、1975年ウィーン生まれで当初ヴァイオリンを学び、のちにリュートを佐藤豊彦や今村泰典に師事しました。以来ヨーロッパを中心に活動しており、2007年には来日したこともあるそうです。このアルバムでは、ドレスデン生まれのヴァイスの膨大なリュート作品の中から主要作品がコンパクトにまとめられています。ことリュートに関しては、J・S・バッハを凌ぐといわれるほどヴァイスの音楽は魅力的で、ホフシュテッターの演奏もイタリア的といってもいいほど明るく快活です。使用楽器のせいか音色の明るさが際立っており、細部の細かい動きも鮮明なため、ヴァイスの音楽がいっそう華麗に聞こえます。地中海の燦々とした太陽の光を思わせる輝きのあるヴァイス演奏も、また実に心地よいものです。オススメです。薄型デジパック・ケースです。

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