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デニソフ/サクソフォンのための音楽

エディソン・デニソフ(1929-1996):
1.小協奏曲~4種のサクソフォンと6人のパーカッションのための
2~4.アルト・サクソフォンとチェロのためのソナタ
5~6.2つの小品
7~9.アルト・サクソフォンとピアノのためのソナタ
10~12.ピアノとサクソフォン・クアルテットのための五重奏曲


フランシスコ・マルティネス(サクソフォン)
ホセ・ルイス・テメス(指揮)/グループ・サックス・アンサンブル

録音:2007年10月14,28,29日

デニソフ/サクソフォンのための音楽

価格:

2,343円 (税込)

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VERSO【スペイン輸入盤】

エディソン・デニソフ(1929-1996)はロシアの作曲家。ショスタコーヴィチの勧めによりモスクワ音楽院でシェバーリンに学び、12音技法やセリー技法を用いた前衛的な作品を発表し、保守派の作曲家たちと対立しました。デニソフの音楽は西側にも広く紹介されるようになると、大いに話題になり盛んに演奏されるようになりました。ソ連崩壊後、デニソフはモスクワ音楽院で作曲を教える一方、現代音楽協会を設立して現代音楽普及に努めました。デニソフといえば、クラリネットやサクソフォンといった管楽器のための作品がよく演奏されており、中でも「サクソフォン・ソナタ」をはじめとするサクソフォン作品は、現代音楽ながらもサクソフォン奏者の貴重なレパートリーとして既に定着しています。フランスの名サクソフォン奏者ジャン=マリー・ロンデックスが、重音や1/4音、スラップタンギングやフラッタータンギングなどの奏法を使った作品を依頼したことがきっかけで、デニソフは次々に優れたサクソフォン作品を生み出したといわれています。このアルバムは、そんなデニソフのサクソフォンのための室内楽作品を集めた貴重なものです。演奏しているグループ・サックス・アンサンブルはスペインの団体で、現代音楽を中心に活動しているだけに、技術的な不安は全くありません。むしろ前衛的なデニソフの音楽も軽々と楽しんで演奏しているようで、現代音楽的な小難しさよりもサクソフォン・アンサンブルの魅力を見事に伝えてくれます。

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