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シューベルト/交響曲第8番「未完成」、 第9番「ザ・グレート」

フィリップ・ジョルダン(指揮)/ウィーン交響楽団

録音:2015年4月11-12日、ウィーン楽友協会

シューベルト/交響曲第8番「未完成」、 第9番「ザ・グレート」

価格:

2,000円 (税込)

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Vienna Symphony Orchestra【オーストリア輸入盤】

ウィーンの歴史あるオーケストラの一つ、ウィーン交響楽団は、1900年フェルディナント・レーヴェによりウィーン演奏協会管弦楽団(Wiener Concertverein Orchester)として設立され、1903年2月11日、ムジークフェラインザールにおいて、レーヴェ指揮によりブルックナーの交響曲第9番の初演を行いました。1913年に本拠地をウィーン・コンツェルトハウスとし、1919年ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団と合併、1933年には現在の名称となり今に至っています。第2次世界対戦の戦禍を潜り抜ける際に消滅の危機にありながらも、戦後は見事に復活を果たしました。現在も日本を含めた世界ツアーを行うなど活発な活動をしており、伝統のウィーン・サウンドを守るオーケストラとしてファンも多いようです。歴代の指揮者たちの顔ぶれも見事であり、スワロフスキー、サヴァリッシュ、クリップス、ジュリーニ、ラインスドルフ、ロジェストヴェンスキーなどの大御所の名前が並ぶ様は、まことに壮麗です。首席指揮者の任にはありませんでしたが、あのカラヤンも「ウィーン演奏協会音楽監督」として、このオーケストラの発展に力を注いでいます。最近は1982年からエッシェンバッハ、プレートル、デ・ブルゴス、フェドセーエフとバトンが繋がれ、2005年からはファビオ・ルイージが首席指揮者の地位にあり、レパートリーの一層の拡大と表現の充実を図っています。
そのファビオ・ルイージの後を引き継ぎ、2014年からウィーン交響楽団の首席指揮者を勤めているスイス出身の指揮者フィリップ・ジョルダン。スイスで生まれチューリヒの学校で学び、各地の歌劇場で経験を積み、ベルリン州立歌劇場ではダニエル・バレンボイムの下でアシスタントを務めるなど、「正統派」の指揮者として実力を見せ付けています。彼の解釈は常に清冽で素直なもので、オーケストラから紡ぎだされる音もとても滑らかで美しいもの。今作での「グレート」でも決して肩肘を張ることなく、流麗でふくよかな音楽を楽しむことができます。彼の美質が極限まで発揮されているのが「未完成」の第2楽章でしょう。少しだけ早めのテンポをとりながらも、その歌は切ないほどに美しく、しみじみと語りかけてくるようです。自然なシューベルト(1797-1828)を聴きたい人に強くオススメします。薄型デジパック・ケース。