春ですね
ようやく暖かい春の季節がやってきましたね。桜の花が咲き乱れる様子を見るにつけ、また新年度が訪れたことを強く実感します。ライモンダCDの営業もかれこれ6年目になり、クラシックCDの紹介と販売を続けてこられたことに喜びを感じます。改めてお客様に感謝する気持ちで一杯です。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
桜といえば、この福井市にもいろんな名所があります。中でも足羽山や足羽川の堤防の桜並木の美しさは格別で、福井の人のお国自慢のひとつとなっています。毎年桜のトンネルの中をたくさんの人が散歩を楽しんでいます。全国的にはあまり知られていないかもしれませんが、最近では観光バスがやってくるほどで、この季節に初めて訪れた県外の方にも驚きと感動を与えてくれることでしょう。
この桜というのは、それぞれの都道府県や地域ごとにお国自慢となっている名所があって、各々が自分のところの桜が一番綺麗だとアピールしています。それもそのはず、たいていの人は限られた桜の季節の中で、全国いろいろある桜の名所を全て見て回った訳ではないので、自分の経験の中でベストを語るしかありません。今年の桜を見てふと気が付いたことは、音楽もこれと同じかも知れないということでした。数限りない作曲家たちのあまたの作品を全部聴くことなど到底適わないことであり、毎年凄まじい数のアルバムがリリースされる状況の中、それらを全て耳にいれることは、仕事としている私でさえまず不可能といわざるを得ません。そのような中で人は自分の聴いた範囲でしか思考・判断できませんから、この作曲家のこの作品がいい!とかこのCDは素晴らしい!というアピールは結局自分の中だけで完結していることではないでしょうか。とはいえ、特殊な専門家の方以外は、みんながその立場なのですから決してそれぞれが気に入っている音楽を否定する必要はありません。CDもしょせん嗜好品の1つなのですから、好みの違いも大きく、人がよかれと思っているものを敢えて卑下するなんことは慎んだ方がよいでしょう。ただ、その人の未知の領域にはさらに素晴らしい発見や感動があることは確かで、当店としてもその知的冒険のお手伝いができればと思い日夜仕事を続けております。いろんな音楽を聴いてちょっとした幸せを感じていただいたり、心が豊かになってくれればこんなうれしいことはありません。注文はしてみたけれど思ったほど良くなかったということもあるかも知れません(悲)が、できるだけ良い音楽・優れた演奏、珍しいアルバムなどをご紹介して参りますので、どうか今後ともよろしくお願いします。